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Blindfold
第1章 目隠し
本当性格が悪い…。
まだ20代である私なんか、店長からしたら全然子どもなんだろうけど、何かと私をガキ扱いして楽しんでいる。
かずにぃとは違う…
そんな馬鹿げたことを思った自分に、思わず笑いがこぼれた。
「……なに笑ってんだよ」
「笑うのくらい自由でしょ」
ピロンとなったスマホを取り出す。
仕事中だろ!と呆れたように店長が言って来たが、どうせお客もいないし、無視していたらあまり強くは言ってこなかった。
LINEは樹(いつき)からだった。
『今日、会いたい。』
会いたい…か。
ヤりたい…の間違いだな。
『分かった。』
まぁどうでもいいんだけど。
「お前さ…悩みあんだったら言えよ」
突然の店長の言葉にビックリして顔を上げた。
まだ20代である私なんか、店長からしたら全然子どもなんだろうけど、何かと私をガキ扱いして楽しんでいる。
かずにぃとは違う…
そんな馬鹿げたことを思った自分に、思わず笑いがこぼれた。
「……なに笑ってんだよ」
「笑うのくらい自由でしょ」
ピロンとなったスマホを取り出す。
仕事中だろ!と呆れたように店長が言って来たが、どうせお客もいないし、無視していたらあまり強くは言ってこなかった。
LINEは樹(いつき)からだった。
『今日、会いたい。』
会いたい…か。
ヤりたい…の間違いだな。
『分かった。』
まぁどうでもいいんだけど。
「お前さ…悩みあんだったら言えよ」
突然の店長の言葉にビックリして顔を上げた。