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堕ちてしまった
第4章 快楽の虜
もちろん、メル友だった人の中には、まともな大人もいました。既婚者だった為、会ったりはせず、受験で落ち込んでた私を、絶えず励まし続けてくれました。

頂いた言葉は、今でも手帳に大切に残しています。

それでも、止める事は出来ず…東京に会いに行った事もあります。当時は、19歳だった為、若さでちやほやされ、調子に乗っていました。

八重洲口で待ち合わせ、と決めていたので待っていると…アテが外れてしまっていました…。

こうなったら、ラーメンだけ食べて、帰ろう、と覚悟を決めて挨拶しました。

ちょうどラーメン選手権?みたいなのをやっていて…お昼前で空腹には勝てなかったんです。

自分も十人並みな顔立ちなのに…面食いで、直感で判断してしまう性格が仇になるとは、全く予想もしませんでした…

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