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田園シンデレラ
第1章 田
「本部長。私に知り合いがいます」
そんな時、真剣に企画書を見ながらスッと綺麗な声で助け船を出された。
「横手の企画書は粗削りですが、いいアイディアだと思います。
他社とおなじようなメニュー展開では一歩抜け出せません」
「まぁな」
「完全な無農薬野菜を作る農園に心当たりがあります。
そこが完全仕入れの契約を結んでくれるかは分かりませんが
アタックする価値はあると思います」
「まぁ、石島くんがそこまで言うなら。横手さんがまずは農園の確保が出来たら
この企画を進める事にしようか」
「はい!」
そのままお開きとなった企画会議のあと
石島さんに駆け寄った。
「石島課長代理!」
「あぁ。横手、お前なぁ、農園の確保もしないで企画会議に持ち込むやつがあるか」
「スミマセン」
「まぁ、横手らしいけどな」
「で?先ほどの農園の心当たりなんですけど」
「大学時代の友人が確か祖父母の農園を引き継いでる。
契約してくれるかは分からないが、完全無農薬を作っているはずだ」
「へぇ」
「とにかく、明日行ってみろ。鉄は熱いうちに打て」
「はい。ありがとうございます」
そうして私は石島さんに紹介された農園に翌日の朝一で行ってみることにした。
そんな時、真剣に企画書を見ながらスッと綺麗な声で助け船を出された。
「横手の企画書は粗削りですが、いいアイディアだと思います。
他社とおなじようなメニュー展開では一歩抜け出せません」
「まぁな」
「完全な無農薬野菜を作る農園に心当たりがあります。
そこが完全仕入れの契約を結んでくれるかは分かりませんが
アタックする価値はあると思います」
「まぁ、石島くんがそこまで言うなら。横手さんがまずは農園の確保が出来たら
この企画を進める事にしようか」
「はい!」
そのままお開きとなった企画会議のあと
石島さんに駆け寄った。
「石島課長代理!」
「あぁ。横手、お前なぁ、農園の確保もしないで企画会議に持ち込むやつがあるか」
「スミマセン」
「まぁ、横手らしいけどな」
「で?先ほどの農園の心当たりなんですけど」
「大学時代の友人が確か祖父母の農園を引き継いでる。
契約してくれるかは分からないが、完全無農薬を作っているはずだ」
「へぇ」
「とにかく、明日行ってみろ。鉄は熱いうちに打て」
「はい。ありがとうございます」
そうして私は石島さんに紹介された農園に翌日の朝一で行ってみることにした。