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第7章 好きになってごめんね

泊まるつもりなんてなかったから
替えの下着も持っていない。

お風呂から出たら
どうしたらいいのかな…


同じ下着を着けるのは嫌だし…
かと言って下着無しでパジャマを
着るのも気持ち悪い。
想さんはどうしたんだろう…

そんなことまで想さんに
教えてもらう訳にもいかず…
私は困り果ててしまった。


とりあえずお風呂に入ろう。


向井さんの時は
お風呂に入れないまま
いやらしいことをされた…
あの夜のことを思い出すたびに
胸の中にもやもやとした
ものが広がる。


今日は綺麗に…


私は念入りに身体を清め、
迷ったあげく…
下着を着けずに直接パジャマを着て
部屋に戻ったのだった。

このことを後で
私はすごく後悔するのだけれど…