この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘でもいいから
第9章 重大な間違い
『いらっしゃいませーー!』


元気な店員さんに迎え入れられ、
私たちは注文したカフェオレを持って
窓際の席に着いた。


「隼人、今ごろ…何?
彼に変な風に思われちゃうよ…
私は隼人に言いたいこととか
無いのに…」


隼人が何をしに来たのかは
わからないけど…
私は詳しい説明も、謝罪も、
聞きたくはなかった。

想さんのことが大好きだけど
隼人はやっぱり特別で…

あの時つけられた大きな傷は
私の心の真ん中に
常にある気がしていた。
そして今、それが疼き出す…


「優花…ごめん!本当にごめん!
俺…何も話してなかったし
謝ってもいなかったし
それにお前が不倫なんかって思って…」


「ねぇ、隼人…私、向井さんの話
そんなにしてたっけ?」


「俺の話、聞いてくれ…」


嫌だったけど、知りたくもあった…

私は覚悟を、決めた。
/320ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ