この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
◇なななの短編◇
第1章 有川商事より読者様へお願い

一方の要さんは、
サラサラとした黒髪。
キリっとした顔立ちは、
男らしくて、笑顔が素敵…
ふとした時の顔とか、
イケメン俳優!?って思っちゃうくらいかっこいい。
趣味は弓道だから、
きっと袴なんか着ちゃったら、萌え死にしちゃう女の子がいるんじゃないかな…
おまけに頭脳明晰。
多くの外国語を自在に操っちゃう言語の神だ…
容姿はどちらも申し分ないけど…
ただ……
光瑠さんは見た目王子様だけど、中身は暴君…
要さんはとっても優しくて光瑠さんとは逆に中身が王子様だ。
あれっ…
なんか、これ、
もしや光瑠さん劣勢…??
「随分ふざけた項目だな」
「全くですね。
人で遊ぶのもいい加減にしてほしい。」
光瑠さんも要さんも興味がなさそうに呟いた。
酒田さんは困ったような顔をして私を見つめた。
「真希さん…
どれなら拮抗すると思います…?」
「えぇっ…私?!」
急に話を振られて私は目を泳がせたあと、顎に手を当てて考えた。
「…………どれ、と決めずにズバリ好きなのは?という質問にして濁してしまったらどうでしょうか。」
万人受けするのは要さんのような気がするけど…
性格がバレてないなら光瑠さんも十分票は集まりそうだし…
サラサラとした黒髪。
キリっとした顔立ちは、
男らしくて、笑顔が素敵…
ふとした時の顔とか、
イケメン俳優!?って思っちゃうくらいかっこいい。
趣味は弓道だから、
きっと袴なんか着ちゃったら、萌え死にしちゃう女の子がいるんじゃないかな…
おまけに頭脳明晰。
多くの外国語を自在に操っちゃう言語の神だ…
容姿はどちらも申し分ないけど…
ただ……
光瑠さんは見た目王子様だけど、中身は暴君…
要さんはとっても優しくて光瑠さんとは逆に中身が王子様だ。
あれっ…
なんか、これ、
もしや光瑠さん劣勢…??
「随分ふざけた項目だな」
「全くですね。
人で遊ぶのもいい加減にしてほしい。」
光瑠さんも要さんも興味がなさそうに呟いた。
酒田さんは困ったような顔をして私を見つめた。
「真希さん…
どれなら拮抗すると思います…?」
「えぇっ…私?!」
急に話を振られて私は目を泳がせたあと、顎に手を当てて考えた。
「…………どれ、と決めずにズバリ好きなのは?という質問にして濁してしまったらどうでしょうか。」
万人受けするのは要さんのような気がするけど…
性格がバレてないなら光瑠さんも十分票は集まりそうだし…

