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◇なななの短編◇
第1章 有川商事より読者様へお願い

「なるほどっ!それはいい案だっ!!よし、それでいきましょう!ズバリ
『あなたが好きなのはどっち?』で!」
興奮した様子で酒田さんが言うと、突然、光瑠さんと要さんが同時に私の方を向いた。
えっ…!
びっくりして身体を固まらせていると、光瑠さんが口を開いた。
「別に俺はアンケートの結果なんかどうでもいい。
ただ気になるのはお前が俺に入れるかどうかだ。」
「えっ…」
澄んだ瞳で見つめられ、ドキッと胸が高鳴る。
「ちょっと待ってください。」
光瑠さんの視線に吸い込まれそうになっていると、横から要さんが声を掛けた。
「真希さん、僕にまた嫉妬で苦しませる気ですか?アンケートくらい僕に入れるべきでしょ。」
黒髪から覗く強い視線。
たっ、確かに…
要さんにはいつもお世話になってるし、アンケートくらい…
「真希っ!」
名前を呼ばれて身体が跳ねた。
「お前の婚約者は誰だ、あ?」
光瑠さんっ、
こっ、こわいっ…!!
「はっ、たかがアンケートくらいで!本当に社長は余裕がありませんね。
そんな風に威嚇したら、真希さんは僕に入れたくても入れられないでしょ。
ね?真希さん。」
ニコっと要さんに微笑まれて、私は苦笑いを返す。
『あなたが好きなのはどっち?』で!」
興奮した様子で酒田さんが言うと、突然、光瑠さんと要さんが同時に私の方を向いた。
えっ…!
びっくりして身体を固まらせていると、光瑠さんが口を開いた。
「別に俺はアンケートの結果なんかどうでもいい。
ただ気になるのはお前が俺に入れるかどうかだ。」
「えっ…」
澄んだ瞳で見つめられ、ドキッと胸が高鳴る。
「ちょっと待ってください。」
光瑠さんの視線に吸い込まれそうになっていると、横から要さんが声を掛けた。
「真希さん、僕にまた嫉妬で苦しませる気ですか?アンケートくらい僕に入れるべきでしょ。」
黒髪から覗く強い視線。
たっ、確かに…
要さんにはいつもお世話になってるし、アンケートくらい…
「真希っ!」
名前を呼ばれて身体が跳ねた。
「お前の婚約者は誰だ、あ?」
光瑠さんっ、
こっ、こわいっ…!!
「はっ、たかがアンケートくらいで!本当に社長は余裕がありませんね。
そんな風に威嚇したら、真希さんは僕に入れたくても入れられないでしょ。
ね?真希さん。」
ニコっと要さんに微笑まれて、私は苦笑いを返す。

