この作品は18歳未満閲覧禁止です
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◇なななの短編◇
第1章 有川商事より読者様へお願い
「ふざけるな!
真希がお前に入れたいわけないだろっ!全く、しつこいやつだ!
お前は早く自分がフラれたという事実を受け入れろっ!」
怒鳴る光瑠さんに要さんは冷たい視線を返す。
「ちょっ、ちょっと!」
どうしようっ…
ここはどちらにも投票しない方が…
でもそんなことしたら光瑠さんにまた怒られるし…
「お二人とも、残念ですが、真希さんは投票出来ません。」
ピリピリとした雰囲気の中、酒田さんが言葉を発した。
うそっ─…!
今私、酒田さんが救世主に見える…
「どういうことだ」
光瑠さんが片眉を上げて、酒田さんに尋ねる。
「アンケートを行う場所ですが、18歳未満の方は立ち入れない『無料で読める大人のケータイ官能小説』という場所でして…
17歳の真希さんは入場できない、よって必然的に投票も出来ません。」
酒田さんのたんたんとした説明に私は目を輝かせて息を飲んだ。
良かったっ…!
助かった…!
17歳万歳っ!
「18禁?官能!?また随分怪しい場所で…」
「いえいえ、素晴らしいサイトです。」
ふっと息を吐きながら言った要さんに酒田さんが言葉を返した。
真希がお前に入れたいわけないだろっ!全く、しつこいやつだ!
お前は早く自分がフラれたという事実を受け入れろっ!」
怒鳴る光瑠さんに要さんは冷たい視線を返す。
「ちょっ、ちょっと!」
どうしようっ…
ここはどちらにも投票しない方が…
でもそんなことしたら光瑠さんにまた怒られるし…
「お二人とも、残念ですが、真希さんは投票出来ません。」
ピリピリとした雰囲気の中、酒田さんが言葉を発した。
うそっ─…!
今私、酒田さんが救世主に見える…
「どういうことだ」
光瑠さんが片眉を上げて、酒田さんに尋ねる。
「アンケートを行う場所ですが、18歳未満の方は立ち入れない『無料で読める大人のケータイ官能小説』という場所でして…
17歳の真希さんは入場できない、よって必然的に投票も出来ません。」
酒田さんのたんたんとした説明に私は目を輝かせて息を飲んだ。
良かったっ…!
助かった…!
17歳万歳っ!
「18禁?官能!?また随分怪しい場所で…」
「いえいえ、素晴らしいサイトです。」
ふっと息を吐きながら言った要さんに酒田さんが言葉を返した。