この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
◇なななの短編◇
第16章 困る騎士(† 姫と剣 †)



乱暴にするって言ったくせに、途中から忘れてしまったのか、やっぱり優しくなったリューイは、私の唇を塞ぎながら、腰を揺さぶっている。


胸がドキドキと高鳴って、押し寄せる快感に身を任せる。


吐息混じりの濃いキスも、甘く胸を締め付けてくる。




「……困っているんです…っ……」




そう言いながら、リューイは私の耳に舌を這わせる。


困っている……?


ぎりぎりの意識の中でリューイの言葉を聞くけれども、もはや会話などできる状態にない。


固く熱く猛ったリューイのそれが私の中の一番いいところを突いて止まらない。




「あなたが…愛おしすぎて…っ…すぐに余裕がなくなってしまう───」


「───── リューイっ…」


「愛してます…っ…」


「あぁっ…んっ……わたし…もっ…」



霞んだ視界の中で、リューイがまた微かに嬉しそうな表情を見せたような気がした。


それと共に上り詰めて、私が果てを迎えるのと同時に、リューイも果てたのか「くっ…」と色っぽく声を漏らす。


そして激しかった腰の律動が、ゆっくりと落ち着いていった。



互いの深い息が合わさるのを感じていると、リューイはクタッと私の横に身を横たえつつ私を優しく抱きすくめた。
/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ