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◇なななの短編◇
第3章 小さな世界(近くて遠い)
え?
「なんで?」
「いいからいいから。頼むよ!」
ニヤっとしたかなめはボクの背中をポンと叩いた。
やっぱりボクには分からないことがたぁくさんある。
ひかるのところに行くと、ボクはかなめに言われた通り、ひかるのズボンを掴んで上を見上げた。
「なんだっ…離せっ!」
「ねぇ……ひかる……、かなめも一緒にえほーまき食べたいんだって。」
「っ……だからなんだっ…」
「だから……許して…?ね…?」
───────服を掴みながらなるべく上を見上げて首を傾げながら頼んで
かなめに言われた通りに、ボクはひかるをじっとみて首を傾げた。
「っ……」
「ねぇ…ひかるってばぁー、おねがーい…」
「っ……お前なぁっ」
「ひーかーるー!わぁっっ!」
急にひかるに膝に乗せられてびっくりしてると、ひかるは、あぁあぁああと叫び出した。
「分かったっ…!分かった分かった!」
わぁっ…!
「ありがとーー!!」
ひかるは、
本当はやさしいっておねえちゃんが言ってたけど、ボクもそう思うよ!
「なんで?」
「いいからいいから。頼むよ!」
ニヤっとしたかなめはボクの背中をポンと叩いた。
やっぱりボクには分からないことがたぁくさんある。
ひかるのところに行くと、ボクはかなめに言われた通り、ひかるのズボンを掴んで上を見上げた。
「なんだっ…離せっ!」
「ねぇ……ひかる……、かなめも一緒にえほーまき食べたいんだって。」
「っ……だからなんだっ…」
「だから……許して…?ね…?」
───────服を掴みながらなるべく上を見上げて首を傾げながら頼んで
かなめに言われた通りに、ボクはひかるをじっとみて首を傾げた。
「っ……」
「ねぇ…ひかるってばぁー、おねがーい…」
「っ……お前なぁっ」
「ひーかーるー!わぁっっ!」
急にひかるに膝に乗せられてびっくりしてると、ひかるは、あぁあぁああと叫び出した。
「分かったっ…!分かった分かった!」
わぁっ…!
「ありがとーー!!」
ひかるは、
本当はやさしいっておねえちゃんが言ってたけど、ボクもそう思うよ!