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◇なななの短編◇
第1章 有川商事より読者様へお願い
「それは、
アンケートどうこう言う前に、俺らに小説化の許可を取るべきじゃないのか。」
光瑠の言葉に酒田が、それは大丈夫です。と返事をした。
「大丈夫って…お前が決めることじゃないだろ。」
要がサラリと黒髪をかきあげ、未だ不機嫌そうに言った。
「会社のイメージアップに繋がるなら、と僕が代わりに許可しました。
原稿は出来次第送ると言っていたので不都合なことがあれは削除出来ますし…」
「勝手なことをっ…」
光瑠が眉間に皺を寄せた。
「アンケートってどういう質問をするんですか?」
光瑠と要に睨まれて、怖じ気付く酒田を救うように真希が尋ねた。
「さすがっ!!真希さん鋭いっ!
実はね、今日はそれを話し合いたかったんですよ!」
酒田はまるで水を得た魚のように元気になると、
パッとスクリーンの画面を変えた。
「奈々さんはなるべくお二人が拮抗するような聞き方をしたいらしく……、ほら、あまりどちらかに偏ると何かとね…
案としてはこの4つが上がっています。」
酒田の言葉を聞いて、
三人はスクリーンを見た。
アンケートどうこう言う前に、俺らに小説化の許可を取るべきじゃないのか。」
光瑠の言葉に酒田が、それは大丈夫です。と返事をした。
「大丈夫って…お前が決めることじゃないだろ。」
要がサラリと黒髪をかきあげ、未だ不機嫌そうに言った。
「会社のイメージアップに繋がるなら、と僕が代わりに許可しました。
原稿は出来次第送ると言っていたので不都合なことがあれは削除出来ますし…」
「勝手なことをっ…」
光瑠が眉間に皺を寄せた。
「アンケートってどういう質問をするんですか?」
光瑠と要に睨まれて、怖じ気付く酒田を救うように真希が尋ねた。
「さすがっ!!真希さん鋭いっ!
実はね、今日はそれを話し合いたかったんですよ!」
酒田はまるで水を得た魚のように元気になると、
パッとスクリーンの画面を変えた。
「奈々さんはなるべくお二人が拮抗するような聞き方をしたいらしく……、ほら、あまりどちらかに偏ると何かとね…
案としてはこの4つが上がっています。」
酒田の言葉を聞いて、
三人はスクリーンを見た。