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タケルと恭子の1224
第3章 22:00
部屋に入ると
恭子は
こたつのスイッチを
すぐに入れ

タケルは
慣れた手つきで
飲みものやアイスを
冷蔵庫にしまった


冷蔵庫のドアを
閉めると
恭子は
こっちこっち、早くっ


と、タケルを
手招きして
こたつに招待した



「まだ
あったまってないだろ?(笑)」


と言いながらも
タケルは
うれしそうに
こたつに
手も足も入れて
背中を丸くした


正直

凍えそうだったからだ



「手、冷たい?」



「平気平気」



「手、かしてみて」


タケルの
斜め前に座る恭子は
そう言いながらも
手をこたつの中に
入れたまま


タケルが
返事に困っていると

ほのかに
あたたかくなってきた
こたつの中のタケルの指に

恭子の
ほっそりした指が
触れた




「ほら

やっぱり冷たい


タケ……ごめんね…」




「な、なんだよ

どーしたの?恭子ちゃん

らしく…ないじゃん…なんか…」



恭子に
左手をこたつの中で
優しく握られ
タケルは
動揺していた


ずっと
つないでいたい

できれば


俺が
握りしめたい



そう思いながらも
タケルは
恭子の
いつもとは違う様子に

気を取られていた



いつも
強気な恭子



いつもなら

「タケのバカ。
コート忘れるとか
ある〜??」



と、言われるのがオチなのに…。


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