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タケルと恭子の1224
第3章 22:00

「恭子ちゃん…

電話ばっかして
ごめんね?


それに


忙しくて
待ち合わせに遅刻したりして
ほんと、ごめん


彼女つくれなくて



ごめん



てか…


それ、俺ごめんなの?」





「…うん…」





「どして?」





「タケに
彼女いないから
電話しちゃう」




「いーじゃん
電話しても」




「ダメ」




「なんで?」





「嫉妬される」





「誰に?」




「彼」




「……ん??」





「タケのバカ!

バンッ!!」




恭子は
こたつのテーブルを
両手で叩き

その拍子に
顔をあげ
タケルの目を見た



見つめられた
タケルは
目をパチパチと
瞬きさせ黙りこくった



「タケに連絡とったり
タケのこと
話したりするから
彼嫉妬して
あたし、浮気女だって
勘違いされて
今までもずっと
ふられ続けてきたのっ!

別れたのはぜーーーんぶ
タケのせいなんだからっ!」



「え〜〜〜〜〜っ」
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