この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
タケルと恭子の1224
第4章 23:00

「恭子ちゃん」
「ん?」
「そんなに辛いなら・・
そんな辛いんだったら
帰るのも・・」
「タケっ!」
聞きたくない
帰るのも
悪くないんじゃないかな
タケルの
言おうとしていることは
もう
恭子には分かっていた
だから
その言葉は
聞きたくないと
タケルの言葉を
遮ったのだ
あたし
帰らなきゃ
いけなくなっちゃうじゃん!
タケと
さよなら
しなきゃ
いけなくなっちゃうじゃん!!
タケの・・ばか・・
「な、なに?」
「ゆ、ゆき」
「え?」
「雪とか
降ってないかな~~~
とか
思って・・・。」
「え?雪?
急にどうしたの?」
「いいからいいから
ちょっと
外見てみよーよ」
田舎に帰りたいなんて
本気じゃない
本当に帰ってしまったら
大好きな
タケルに
もう
会えなくなって
しまうのだから
恭子は
こたつから
飛び出して
窓際で膝立ちになり
そっと
窓を開けた
「ん?」
「そんなに辛いなら・・
そんな辛いんだったら
帰るのも・・」
「タケっ!」
聞きたくない
帰るのも
悪くないんじゃないかな
タケルの
言おうとしていることは
もう
恭子には分かっていた
だから
その言葉は
聞きたくないと
タケルの言葉を
遮ったのだ
あたし
帰らなきゃ
いけなくなっちゃうじゃん!
タケと
さよなら
しなきゃ
いけなくなっちゃうじゃん!!
タケの・・ばか・・
「な、なに?」
「ゆ、ゆき」
「え?」
「雪とか
降ってないかな~~~
とか
思って・・・。」
「え?雪?
急にどうしたの?」
「いいからいいから
ちょっと
外見てみよーよ」
田舎に帰りたいなんて
本気じゃない
本当に帰ってしまったら
大好きな
タケルに
もう
会えなくなって
しまうのだから
恭子は
こたつから
飛び出して
窓際で膝立ちになり
そっと
窓を開けた

