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タケルと恭子の1224
第4章 23:00
タケルが
うなだれていると
恭子の
穏やかな声が
耳元をかすめた
「タケ・・ありがと」
タケルが
顔を上げると
目の前には
涙を流している
恭子
恭子が
泣いていることに
驚いたタケルは
わけが
わからないまま
つい
「ごめん」
と口にしていた
その時
無風だった空に
風が舞い
外の景色を包んでいた
牡丹雪が
部屋に舞い込んできた
泣いてる恭子の
ゆるく巻かれた
綺麗な髪が
ゆれ
そして
雪が
髪をぬらした
「・・タケは
悪くないよ」
「・・でも・・」
「うれしいの
ずっとあたし
その言葉
聞きたかったんだよ・・
・・タケ・・
あたしも
タケが・・・好き」
うなだれていると
恭子の
穏やかな声が
耳元をかすめた
「タケ・・ありがと」
タケルが
顔を上げると
目の前には
涙を流している
恭子
恭子が
泣いていることに
驚いたタケルは
わけが
わからないまま
つい
「ごめん」
と口にしていた
その時
無風だった空に
風が舞い
外の景色を包んでいた
牡丹雪が
部屋に舞い込んできた
泣いてる恭子の
ゆるく巻かれた
綺麗な髪が
ゆれ
そして
雪が
髪をぬらした
「・・タケは
悪くないよ」
「・・でも・・」
「うれしいの
ずっとあたし
その言葉
聞きたかったんだよ・・
・・タケ・・
あたしも
タケが・・・好き」