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タケルと恭子の1224
第4章 23:00
「・・え・・
・・ほんとに?」
「ほんとだよ」
「え、でも・・」
ずっと
彼氏がいたじゃないか
そんなの
おかしいじゃん
それに
彼氏できたこと
俺にも必ず
話してたし・・
そんなことを
ぐるぐる考えてる
タケルは
やはり女心が
全く分かっていない男だ
恭子も
お前と同じ
友達から
うまく恋人に
なれなかったら
この目の前の
好きな人との
大切な時間を
無くすことが
怖かったのだ
そして
強気な恭子も
実は
乙女であったということだ
とにかく
もう
どうでもいいじゃないか
お前を好きだと
言ってくれたんだ
窓を
開けたままで
恭子は
寒くてたまらないはずだ
早く
抱きしめてやりなさい
タケル