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タケルと恭子の1224
第1章 20:00
細い裏路に
人通りは少なく

少し落ち着いた
タケルは
ピタリと足を止めた



恭子は

タケルの優しい声をきっかけに
溢れ出した涙を
止めることができず



タケルの
マフラーに
顔をうずめて
泣いていた




「恭子ちゃん・・」




「・・タケ・・」



タケルは
急いでいたせいで
忘れていた
恭子のコートを
ゆっくりと肩にかけてやり


恭子の
顔をのぞきこんだ



「な、なんだか
わからないけど
お店から出ちゃった(苦笑)

恭子ちゃん…大丈夫?」




「・・見ないでよ・・」



そんなこと
言うなよ



めちゃくちゃ
心配なんだから・・



そう

タケルは
言いたかった





もちろん



そんなこと
言えなかったけれど
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