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その口でその指で
第2章 重なる遭遇
「凪斗くん・・本当にここ大丈夫?」
不安そうな女生徒の声がする
「ここだからいいんだよ先輩。だってほら見られたいんでしょ?」
男の発言に彼女の心臓は破裂しそうになる
頭の中で何故自分が居ることをしられているのかパニックになった
「やだ・・そんな・・」
「ほらかの偉大な音楽家たちに見せつけてやってよ。先輩のやらしい姿を」
女生徒の首筋に顔を埋める男の姿が居場所がバレたわけではないと安堵した彼女の瞳に映った
この場から逃げられない状況になったことへの怒りも彼女を冷静にさせた
事の始終を見守る気もないのにこの場に留まり息をころさなければならないことに理不尽な気持ちになった
本を捲る音でバレたくはないので、彼女は耳を塞ぎ目を閉じ、膝に顔を埋めて静かに事の終をまつ事にした
不安そうな女生徒の声がする
「ここだからいいんだよ先輩。だってほら見られたいんでしょ?」
男の発言に彼女の心臓は破裂しそうになる
頭の中で何故自分が居ることをしられているのかパニックになった
「やだ・・そんな・・」
「ほらかの偉大な音楽家たちに見せつけてやってよ。先輩のやらしい姿を」
女生徒の首筋に顔を埋める男の姿が居場所がバレたわけではないと安堵した彼女の瞳に映った
この場から逃げられない状況になったことへの怒りも彼女を冷静にさせた
事の始終を見守る気もないのにこの場に留まり息をころさなければならないことに理不尽な気持ちになった
本を捲る音でバレたくはないので、彼女は耳を塞ぎ目を閉じ、膝に顔を埋めて静かに事の終をまつ事にした