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王子と専属メイドの戯れ
第3章 昼休み

「お、遅くなりましてっ!すみませんっ!!」
わたしは息をきらして教室に入りました。
鐘が鳴ってから片付けをして戻ってくるのに、時間がかかってしまったのです。
「あー、里音ちゃんっ!セーフっ」
神崎さんが拍手をしながらおっしゃいました。
まだ先生はいらしてないみたいです。
「よ、良かったです…っ」
わたしはヘトヘトになりながら自分の席に座りました。
西園寺さんはそんなわたしを一瞥すると、肩を少しすくめてすぐに視線を戻しました。
あら…
きっと呆れられたのでしょうね…
神崎さんは前の席から面白がるように体を向けて話しかけて来ました。
「ねぇ、長ーいランチを楽しんでたの?」
からかうように神崎さんは笑いますが、その一言にわたしは過剰反応してしまいました。
「えっ!!いや…っ!そんなことはっ!」
「なに慌ててるのー?」
「あ、あわ、慌ててませんっ!」
「あれー?里音ちゃん、顔、赤くない?」
「えっ?!」
わたしは両手で両頬を抑えます。
あ、熱い…っ
赤いのかなっ??
「っぷ!里音ちゃん、可愛い」
「っ〜〜〜〜!!神崎さんっ」
神崎さんは意地悪です…っ
でも、光騎さまが先に戻ったあと、さっきの行為を思い出してポーーーっとしてしまって遅くなったのは事実で…
あああっ!!ダメですっ!
今は思い出しちゃっ!!
「ったく、うるせぇな」
西園寺さんが不機嫌そうにつぶやきます。
あっ…うるさくしてしまいました。
「す、すみません。西園寺さん…っ」
わたしがそう言うと、プイッとそっぽを向いてしまいました。
わたし、西園寺さんの印象悪くなるばかりです…
神崎さんは目を細めて西園寺さんを見ていましたが、何も言わずに肩をすくめて1度わたしに微笑むと、体を前に向かせました。
それと同じくして、先生が教室のドアを開け、そのままクラスが始まりました。
わたしは息をきらして教室に入りました。
鐘が鳴ってから片付けをして戻ってくるのに、時間がかかってしまったのです。
「あー、里音ちゃんっ!セーフっ」
神崎さんが拍手をしながらおっしゃいました。
まだ先生はいらしてないみたいです。
「よ、良かったです…っ」
わたしはヘトヘトになりながら自分の席に座りました。
西園寺さんはそんなわたしを一瞥すると、肩を少しすくめてすぐに視線を戻しました。
あら…
きっと呆れられたのでしょうね…
神崎さんは前の席から面白がるように体を向けて話しかけて来ました。
「ねぇ、長ーいランチを楽しんでたの?」
からかうように神崎さんは笑いますが、その一言にわたしは過剰反応してしまいました。
「えっ!!いや…っ!そんなことはっ!」
「なに慌ててるのー?」
「あ、あわ、慌ててませんっ!」
「あれー?里音ちゃん、顔、赤くない?」
「えっ?!」
わたしは両手で両頬を抑えます。
あ、熱い…っ
赤いのかなっ??
「っぷ!里音ちゃん、可愛い」
「っ〜〜〜〜!!神崎さんっ」
神崎さんは意地悪です…っ
でも、光騎さまが先に戻ったあと、さっきの行為を思い出してポーーーっとしてしまって遅くなったのは事実で…
あああっ!!ダメですっ!
今は思い出しちゃっ!!
「ったく、うるせぇな」
西園寺さんが不機嫌そうにつぶやきます。
あっ…うるさくしてしまいました。
「す、すみません。西園寺さん…っ」
わたしがそう言うと、プイッとそっぽを向いてしまいました。
わたし、西園寺さんの印象悪くなるばかりです…
神崎さんは目を細めて西園寺さんを見ていましたが、何も言わずに肩をすくめて1度わたしに微笑むと、体を前に向かせました。
それと同じくして、先生が教室のドアを開け、そのままクラスが始まりました。

