この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケない秘め事
第12章 新たなる生活
俺は、愛美が落ち着いてる間に、湯船に湯をはった。
愛美は、大人しくテレビを見てる。時々、笑ってるみたいだ。
俺は、愛美の隣に座り、肩を抱いた。

「少しは、気分良くなったか?」
「うん。」
「お風呂入るか?」
「うん。」
「一人で大丈夫か?」
「お兄ちゃんと一緒がいい!ダメ?」
「はいはい。」

俺は、脱衣所で服を脱ぎ、身体を洗ってから、湯船に浸かった。愛美は、少し遅れて入ってきた。

「後ろ向いててぇ。」

言われるままに、後ろ向いた。
久し振りに見る愛美の身体。

「お前、少し細くなった?ちゃんと、飯食ってる?」
「食べてはいるけど、味がわかんなくて。」

「じゃ、明日さ、お前の好きなオムライス食べに行くか?日曜日だし。」
「わぁい!オムライスだ。久し振りだなぁ、オムライス。お兄ちゃん、大好き!」
「おいおい。狭いんだから、暴れるなよ。」
「はぁい。」
「愛美は、笑ってる顔の方が、可愛いな。」
「そう?お兄ちゃんは、今のままでいいな。うん。」

風呂から出た俺は、先に自分の着替えをした。愛美の着替えをする為に。

「愛美。いいよ、おいで。」

湯船から出る音がする。

バシャッ…

扉を開け、裸のままの愛美の身体をバスタオルで拭いてやる。ほんのりといい匂いがする。肌も少し赤く、温かい。
愛美の着替えを済ませ、ベッドまで抱き抱える。愛美を先に寝かせ、俺は、ソファで寝るつもりだ。

「お兄ちゃん?どこで寝るの?愛美と、一緒に寝てくれる?」
「ここにいるよ。だから、安心しておやすみ。」
「やだ!一緒に寝てくれないとやだ!」

このままだと、また泣かれそうだ。
俺は、愛美と一緒に布団に入った。

ふいに、愛美が抱きついてきた。

「ふふっ。お兄ちゃん、温かい。お兄ちゃんだぁ。」

久し振りに感じる愛美の体温。

「愛美も、あったけぇな。」

俺は、愛美を腕枕した状態で、愛美の髪を撫でた。サラサラしてて、気持ちいい。俺は、愛美を抱き締めた。

/149ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ