この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
余熱
第5章 痺れる

この上なく、ぞくぞくした。
森 葉月への愛撫が、満足できぬまま終わってしまったこともあり、身体は欲していた。
心拍数は速まり、激しく勃起していた。
でも、だめだ。
眠りについた彼女を車に置き去りにしてきている。
「…だめです、できません!
下で…森さん…待たせてるし…」
そう言いながら下川先生から離れようとすると、一回目よりも二回目よりも強く、ネクタイを引かれた。
首が締まり、思わず小さく唸ってしまう。
「…じゃあ、
一回イかせてくれたら、それでいいから。」
そう言いながら彼女は、スカートの中にある俺の左手に重ねた自身の右手を動かす。
「…んっ
…急いでるんだったら、乱暴にしてくれていいから…っ」
そして、彼女が操る俺の左手はショーツをずらして、濡れそぼった秘部へと侵入した。
彼女が艶めいた声をあげるのと同時に、俺の心臓も高鳴った。
だめだ、だめだけど…
こんなことされて、我慢できるわけがなかった。
一回だけだ、一回さっさとイかせてしまえば…
乱暴に彼女の右手を振り払い、持て余されていた左手と一緒に、彼女の頭上で抑えた。
「…一回だけですよ…?」
そう言い終わると同時に、俺の左手は彼女の秘部で暴れ出した。

