この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたと×××
第6章 *あなたとバレンタイン*
「はい、ご注文のチョコ、それからおつりとレシートね」
「サンキュー、これで妹にまた一個ももらえなかったってバカにされずに済むよ」
「今さらだけど、妹さんはともかくコンビニの店員さんの目まで気にしなくてもいいんじゃない?」
そっと覗くと、ヒョロッとしたメガネの男が赤いリボンがついた包みを手に鈴香さんと親しげに話している。
「嫌だよ、この人モテないから自分でチョコ買うのねなんて鼻で笑われるの!高杉にはこの繊細な男心が分からんのか!?」
「サンキュー、これで妹にまた一個ももらえなかったってバカにされずに済むよ」
「今さらだけど、妹さんはともかくコンビニの店員さんの目まで気にしなくてもいいんじゃない?」
そっと覗くと、ヒョロッとしたメガネの男が赤いリボンがついた包みを手に鈴香さんと親しげに話している。
「嫌だよ、この人モテないから自分でチョコ買うのねなんて鼻で笑われるの!高杉にはこの繊細な男心が分からんのか!?」