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光と首輪、絡まる鎖
第4章 水着
賢児さんのその笑みが恐くて
さっ、と手を離すと
シャワーのお湯を出し始めた。
「また汚れるから後で髪洗ってあげる」
賢児さんにそう言われて、
体だけ流してバスルームから出た。
わたしが体をバスタオルで拭いていると
賢児さんもバスルームから出てきた。
賢児さんはバスローブだけ羽織ると
ビチョビチョのままわたしをお姫様だっこして
ベッドまで運んだ。
「え!?賢児さん、ちょっと!」
「どうせすぐ濡れるからいいの」
そう言ってベッドに優しく寝かされた。