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光と首輪、絡まる鎖
第4章 水着



ぷしゅっと缶を開けると、
ごく、ごくと勢いよくビールを呑んでいる。




「ビールってそんなにおいしいの?」

「呑んでみる?」





賢児さんにビールを貰おうと
ベッドの中に入ると、

賢児はビールをひとくち、口に含んで
わたしに口移しをしてきた。




「んっ・・・」




ぬるいビールの苦味が
口の中に広がった。




「うぇぇ・・・」

「おいしくない?」

「ぬるいし、おいしくない」

「大人になったらわかるかもよ?」





賢児さんはそう言って
わたしの頭を撫でた。




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