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光と首輪、絡まる鎖
第5章 海



車から全部荷物を出して
ドアが開けられる心配がなくなってから

窓に付けられているカーテンを閉めて

車の中で沙良と一緒に
水着に着替えることにした。





「こはるの水着どんなのー?見せてぇ」



わたしの水着を見せると



「白かぁ、こはるらしいねぇ♪
 でも白って毛が透けなぁい?
 ちゃんとインナーも買ったぁ?」

「インナー?」

「水着の中に着るパンツみたいなやつだよぉ!」

「そんなのあるの!?」

「こはるってさぁ、何にも知らないんだからぁ。
 彼氏にもっと教えてもらいなよぉ?
 エッチなこととかぁ♪」




キャー♪と沙良の嬉しそうな声が聞こえる。




インナーなんてあるの?
それあったら剃らなくてもよかったんじゃない!?



賢児さんに剃られて1週間して
伸びてきてチクチクするから
昨夜、自分で剃刀で剃ったのに。


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