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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
「千恵美ちゃんって
光にスノボ教えてもらってるんでしょ?」
「そうなんですよー、スパルタで困ります」
「俺のおかげですぐに滑れるようになったんだろ?」
「そうでしたねー、光のおかげですねー」
前に座るみんなが楽しそうに喋っていて
わたしは一人、取り残されたような気がした。
「こはるちゃん達はもう寝ちゃったの?」
「そう、こはるなんて集まった時から眠そうにしてたよ」
「そうなの?かわいい」
「子供なんだよ、こはるは」
なんだと!?
いくら光さんでも今の発言は許さないぞ!