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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
5分くらい走るとコンビニに着いて、
そこの駐車場にはもう薄っすらと
雪が積もっていた。
「賢児さん!賢児さん!」
「なに?」
「わたしこんなに雪いっぱい見たの初めて!」
「そうなの?ゲレンデ着いたらこんなもんじゃないよ」
賢児さんが嬉しそうにわたしの頭を撫でる。
コンビニでトイレ休憩にすると
あったかい飲み物を買ってもらった。
運転席に賢児さん、
助手席にはわたしが座った。
光さんと千恵美さんはフラットの場所から
浩輔さん達と交代して、座席に座った。