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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
それが雪遊びしてるみたいで
すごく楽しくて、早く滑りたくなる。
「じゃあ、少し登ってやってみようか」
そう言って少しだけ斜面を登り、板を自分の足に装着。
止まり方とかを教えてくれてる時に
何度かみんなが様子を見に来てくれた。
「賢児、お前一回滑ってこいよ、すげぇ気持ちいいぞ」
「えー、もうちょっと後で」
「賢児さん行って来なよ」
「そうそう、俺が教えてるし」
「そう?じゃあ一回だけ滑ってくる」
わたしと光さんだけ残されて
賢児さんとみんなはリフトに乗っていった。