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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!恐いぃぃぃぃ!!!」
ザーーーッと滑ってしまい
自分で止まれなくて転んだ。
それを見て光さん爆笑。
そんなことを数回やっていると
賢児さんの声が聞こえた。
「こはる!?大丈夫!?」
「げんじざぁん・・・」
すぐに賢児さんに抱きついた。
「よしよし、恐かったね」
そう言ってニット帽の上から頭を撫でてくれた。
「こはるちゃん!?光に連れて来られたの!?」
千恵美さんの声が聞こえ、
顔を上げると心配そうにわたしを見る千恵美さん。