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光と首輪、絡まる鎖
第1章 出会い



光さんはお弁当とか
ジュースを出すと、横に来て
わたしの教科書をパラパラと捲った。




「なにがわかんないの?」

「全部。
 っていうかまず勉強する意味がわかんない」




当時は本当にそう思っていて、
なんで勉強なんかしなきゃいけないの?
って思っていた。




「俺も実は勉強できなかったんだよねー」

なんて笑う光さん。




まぁ、そうだろうと思ってたよ。



だって外見から
そんなかんじだもん。




これはさすがに言わずにいた。




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