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光と首輪、絡まる鎖
第1章 出会い
「俺メシ食いながら見てるから、勉強しな?」
じゃあなんでここに来たんだよ、
て正直思ったけど
光さんと一緒に居られることが嬉しくて
小さなクーラーボックスの上で
うーうー唸りながら
翌日のテスト範囲を勉強した。
光さんは全部食べ終わったのか
わたしの真横に来て、
わたしの手元をじーっと見てくる。
「光さんに見られてるとやりにくいよ!」
恥ずかしくてそう言うと
光さんは、あははって笑って
「じゃあ休憩でもしな」
ってさっきのジュースとお菓子を渡してくる。