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光と首輪、絡まる鎖
第9章 過去



どうしよう。





今すぐにここから逃げたかったけど、
もう目の前に家があるし

でも賢児さんは長い足で歩いてきて
もうすぐそこまで来ている。





固まったまま動けないでいると
目の前に背の高い賢児さんが居て
悲しそうな顔でわたしを見下ろした。




「こはるからずっと連絡ないから、
 すごく心配してたよ」

「ご、めん、なさい・・・」




賢児さんから目を逸らして
賢児さんの靴をじっと見る。




「光と、なんかあった?」



その言葉に体がビクッと反応してしまい、
賢児さんのため息が聞こえた。




わたしは泣くのを我慢していたけど、



「やっぱり、光が好き?」



そう言われて、
もう涙を堪えることが出来なかった。




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