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光と首輪、絡まる鎖
第2章 利用


運転席を見ると賢児さんが居て
窓を開け「乗って」と言われた。




車内を見ると誰もいなくて
光さんは?と思ったけど、助手席に座った。





「光さんは?」

「あー、そのことなんだけど」

「うん」

「あいつ、今日女連れてくるから」

「えっ?」





意味がわからなかった。

じゃあなんでそんな時にわたしを呼んだの?




「あいつ彼女できたんだよ」

「彼女・・・」

「今までとはタイプが違うかんじだから
 本気なのかもしれない」





そんなこと、聞きたくない・・・!





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