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光と首輪、絡まる鎖
第2章 利用



「あいつガリガリな女が好きなんだけど、」
-----聞きたくない


「なんか普通の子ってかんじでさ」
-----聞きたくないってば


「俺は最初プリクラ見たときから、」
-----最初?


「こはるがかわいいって思って、」
-----わたしは光さんに一目惚れしたんだ


「あの日会いたいから行ったんだよ」
-----光さんを見た瞬間に堕ちていた


「会ったらやっぱりかわいくて、」
-----光さんしか見えなくて


「こはるとつきあいたいって思った」
-----光さんの傍に居られるだけでいい


「あいつは協力するって言ったのに、」
-----光さんの顔を見れるだけでもいい


「ちゃっかりこはるとヤッてて、」
-----光さんの笑顔が見たい


「おれは許せなくなった」
-----光さんの目に少しでも映りたい


「だからこはる、俺とつきあって」
-----光さんに会えるなら












「・・・うん」
-----光さんの為に



「ほんとに?」

「いいよ」












わたしは彼を利用する。









【第2章 END】
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