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HOTEL・LOVE
第14章 そして2人は・・ひとつになった
上から見下ろした女の顔。
小刻みに振動する胸。
少しだけだらしなく開いた唇・・
なにもかもを自分の中に飲み込んでしまいたい・・
晴樹は香澄に馬乗りになって、ふんわりとしたニットをたくし上げていく。
晴樹の、苦しいくらいの強い視線と指の動きを
体を硬くして受け止めながら、
香澄は晴樹の体に期待を膨らませた。
「私・・声大きいかもしれないけど・・
笑ったりしないでよ・・」
ブラを外される前に、照れ隠しでつぶやいた。
「いいよ・・デカい声出してくれよ。こないだの客みたいに、
外まで聞こえるくらいのさ・・
そうだ、そこのドア開けておく?」
「いやよ、恥ずかしい」
言い終わるとほぼ同時に、香澄のブラは
体からはがされ、晴樹の眼に乳房がさらされた。
ベッドが揺れて乳房も震えた。
細身の体に似合わずふくよかな乳房を、
男の大きな手が包み込む。
弾力を確かめるようなその動きに合わせて、
香澄の息が荒く波打ってくる。
目を閉じ、愛撫に呼吸を合わせると、さっそく声をもらし始めた。
晴樹はクスッと笑った。
「ほんとに感じやすいんだね・・でもかわいい・・
かわいいよ・・香澄・・・」
晴樹の唇が肌をはっていく。
香澄はスジとなって残る唾液のほのかな温かさにすら、
快感を覚えた・・