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HOTEL・LOVE
第16章 叶わぬ2度目


腕の中の香澄の頬に唇を押し当て、

そこからゆっくりと唇へと動いていったが、

身をよじって香澄はそれを止めた。



「ちょっと吐いちゃったから・・

 口ゆすいだけど、汚いから・・」



晴樹に不快な味を押し付けたくない。

ほんとうはキスをしたい。

でもここは我慢しなければ、と香澄は小さく頭を振った。



「そんなこと気にしないで・・

 お願いだからキスさせて・・キスだけでも、させて・・」



返事を待たずに、晴樹の唇は香澄の唇に重ねられた。

舌で唇を刺激されると、少しづつそこに隙間をつくり、

悪いと思いながらもその舌を受け入れた。


苦い味を分かち合わせてごめん・・と心の中で繰り返しながら

香澄は晴樹の舌を受け入れた。

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