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HOTEL・LOVE
第6章 晴樹の揺れ
やがてベッドはきしむ音をたてはじめる。
その横の、小さな布団の上で
すやすや眠る小さな息子。
パパとママの卑猥な息遣いには
まだまだ気づくことはない。
だが大きな喘ぎ声はまずい。
噛みしめるように、喘ぎ声を我慢することに
友里はすっかり慣れている。
布団をめくり友里の足をひろげようとすると、
私が上になる、と言って
晴樹の上にまたがる。
自分から腰を落とし、
ゆっくりと晴樹をのみ込むと、
さらにベッドをきしませながら
腰を振り立て体を上下させた。
めずらしく・・
友里が声をあげた。
晴樹もその瞬間をむかえ、
妻の体の中に
熱い液を流し込んだ。
上からは、
友里の額から流れた汗が
頬に落ちてきた。