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HOTEL・LOVE
第8章 香澄の夜、晴樹の夜
ベッドに入ったのに、
亮太は起き上がり、そして
香澄の体を抱き上げると
なぜか床に寝かせた。
そして部屋の灯りをつけた。
「なあに?どうしたの?」
起き上がろうとすると亮太は
香澄の両腕を床に押さえつけ自由を奪った。
「おまえさぁ・・すげー燃えてんだろ?
だから今夜はエッチ気分を盛り上げようと思ってさ」
明々と電気のついた部屋の中ですることなんか、
ここ何年もしたことはない。
ごくありふれた、暗い部屋のベッドの中で抱き合っている。
なのに今夜は明るい中で、
おまけに床の上で・・
亮太の手が
スウェットパンツをおろす。
それからTシャツを脱がす。
ノーブラにショーツ姿になった香澄を見下ろしながら、
亮太はまず下半身から脱ぎ、
まだ縮こまっている自身を
香澄の顔の前にぶら下げながら
Tシャツを脱いだ。