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HOTEL・LOVE
第8章 香澄の夜、晴樹の夜
それと
毎度目にする
不倫と思しき客達。
不倫とは縁遠い雰囲気の女を見るたびに、
感覚は麻痺していく。
昼間夫が働いている間に
よその男に体を開いている女たち。
それを受け入れる男達。
いや男が仕掛けて落としたのかも。
どちらにしても、超えてはいけない線を
簡単に跨ぎ、
禁断の領域に足を踏み入れる。
その男女の多さに、
別にやってもいいのか、と
不倫という漢字の意味を忘れそうになってしまう。
心と体の向くままに
男と女は抱き合う・・
それこそ自然現象、というべきなのかもしれない・・
やだぁ私、哲学者っぽい?
ひとしきり思いを巡らせ気が済んだ香澄は
頭まですっぽりと布団をかぶった。
毎度目にする
不倫と思しき客達。
不倫とは縁遠い雰囲気の女を見るたびに、
感覚は麻痺していく。
昼間夫が働いている間に
よその男に体を開いている女たち。
それを受け入れる男達。
いや男が仕掛けて落としたのかも。
どちらにしても、超えてはいけない線を
簡単に跨ぎ、
禁断の領域に足を踏み入れる。
その男女の多さに、
別にやってもいいのか、と
不倫という漢字の意味を忘れそうになってしまう。
心と体の向くままに
男と女は抱き合う・・
それこそ自然現象、というべきなのかもしれない・・
やだぁ私、哲学者っぽい?
ひとしきり思いを巡らせ気が済んだ香澄は
頭まですっぽりと布団をかぶった。