この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ふたりH
第5章 花火大会
浴衣を着た希と、花火大会の開場まで、歩く。
途中、俺や希の友達に会って、

「今日は、もしかして、デート?!」

と、何度からかわれたことか。
開場には、少し早く着いた。

「なぁ、プリクラ行くか?撮りたいんだろ?」
「いいの?やったぁ!」

いや、だから…胸が当たるって。
ショッピングモールのゲーセンの中のプリクラコーナー。流石、花火大会だけあって、考える事は、みな同じ。

「おっ、可愛い子だな。けど、希の可愛さには、負けるな。」

チラッと希を見ると、嬉しそうだ。

「で、どれ?」
「ん~と、これにしようかな?」
「ふぅん。」

機械の設定は、希任せ。狭い中に入って、写真を撮る。で、俺は、イタズラした。

「希?」
「ん?」

顔を挙げた瞬間、キス!

ングッ…

「撮れた?」
「うん。」

希、笑ってた。

「それって、スマホに転送出来んの?」
「出来るよ。貸して。」

希は、手慣れた感じでやってくれた。

「待ち受けにしとこ。」
「そろそろだよ。」

再び、開場に向かった。

「なぁ、希?」
「ん?」
「腹減った。」
「なんか、買う?」
「たこ焼きがいいな。半分ずつ食べれるし。」
「たこ焼き、1つ。割り箸1膳でいいです。」

隣の露店で飲み物買って、開場の椅子に座って食べた。
俺が、先に食べて、

「ほら、希。口、開けろ。」
「えっ?」
「熱いから、食べさせてやる。」

希が、口を開ける。昴が、たこ焼きを半分にして、希に食べさせる。

「はい、あーん。旨いか?」
「美味しい。冷ましてくれたの?」
「熱いと、ヤケドするだろ?」
「昴~」

いや、だから、胸!!
嬉しいけど。

「あっ、上がったよ!」
「おっ!!」
「綺麗だねぇ。」
「あぁっ。」

どれ位たったのかな?花火大会が、終わってゾロゾロと人の流れに沿って、帰る。

「昴く~ん。」
「な、なに?」
「おんぶして。」
「はっ?なんで?足、痛いのか?」
「うん。だから、おんぶして。」

俺は、仕方なく希をおぶった。

「昴、いい匂い~。」
「そうか?」

俺は、正直、それどころじゃねぇ。俺の手がある場所。希のお尻の部分。

「俺、幸せ。」
「私も幸せだよ。昴、温かい。」
「おい、寝るなよ?」
「うん。寝な…いよ。」

って、寝てるじゃん。はぇよ。
/61ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ