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ふたりH
第8章 制服
「じゃね。」
「ごめんねぇ。」
「はっ?なんで、謝る?」
「昴、怒ってるもん。」
「怒ってねぇし。」
俺は、希の肩を抱いた。
「怒ってたら、俺は、こんなことしないし。」
「良かった」
確かに、そのオトイロハは、純愛メインの映画だった。何人か、すすり泣く声が聞こえてて、希は?やっぱ、泣いてるし。
俺は、ごく自然にハンカチを渡した。
映画を見終わり、そのまま、ゲーセンのプリクラコーナーへ。プリクラを手帳に貼ったり、スマホにダウンロードした。希が。
俺は、それを見ながらコーヒーを飲んでた。