この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ふたりH
第8章 制服
俺は、下に降りて行った。
程なくして、希が服を着て、降りてきた。

「そういや、今日ってさ、お前の、誕生日?」
「やっぱ、忘れてた?」
「なんか、欲しい?今から、買いに行く?」
「うん。行く。明日は、昴だから、一緒にお祝いする?」
「だなぁ。」

俺らは、バスに乗って、ショッピングモールに行った。
ファンシーショップに入った希は、あれこれと見る。

「これにする。」

可愛いペアのマグカップ。
かなり、喜んでる。
そこを出て、いつも行くブランドショップに入って、ペアのネックレス購入。

「ありがとう。」

少しブラついて、ケーキを買って帰る。
家に帰り、夕飯、お風呂と済まし、買ってきたマグカップにコーヒー入れて、ケーキでお祝い。

「希、18歳おめでとう。」
「ありがとう。昴も、ちょっと早いけど、18歳おめでとう。」
「ありがとな。」

食べようとしたら、玄関のチャイムが鳴った。

「昴~?ママとパパから、小包届いたよ。」

開けてみると、色違いのNIKEの靴。しかも、新作!

「これ履いて、明日映画祭行かね?」
「ほんとっ?!ヤッター!なに、観ようかな?」

希は、嬉しそうにしていた。

「飯、先に食え。」
「忘れてた。」

ったく、どれだけ嬉しいんだよ。
手紙を読むと、

「母さんたち、今週末一旦帰るってさ。」
「Wで嬉しい。」
「俺は、残念。」

いたら、出来ねぇじゃん。
翌日、希に起こされた。上に乗られて。

「の、のぞ…重い。殺される~。」
「ご、ごめん。そんな重かった?」
「いや、気持ち良かっ…」

バフッ…

枕、投げられた。

「映画、行こぉよぉ。」
「わかったから…。ひとまず、俺から降りろ。」
「あっ…忘れてた。」
「で、結局、なにを観るんだ?」
「オトイロハ」
「なにそれ?」
「恋愛ものなんだけど、好きなのに、なかなか言えなくて。まぁ、純愛に近いんだって。ほら、昴の好きな湊あかりも出てるんだよ。」
「さぁ着替えて行こう!」

映画館の中は、公開初日の映画が多く、夏休みも重なって、俺らと同じ年代がわんさか。
ギリギリチケットも取れたし。
希は?いた!けど、クラスの友達が何人かいた。

「おい、希~?始まるぞ。」
「希と昴、仲良すぎ~!」
「いいだろ、別に。行くぞ。」

俺は、スタスタ歩いてく。

/61ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ