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ふたりH
第9章 昴の過去
「希?」
「なぁ、俺らって、端からみたら、普通にカップルに見えるんだろうな。」
「うん。」
「ただ、ちょっと違うのは、姉弟って関係だけか。」
「でも、顔全然似てねぇよな。」
「よく言われる。希と昴って、姉弟には、見えないよね~。って。まぁ、楽しもう!」

俺は、この時なにかが引っ掛かってた。何だろう?

「映画良かったね。プリクラよく撮れてる。」
「嬉しそうだな。」
「昴は、嬉しくない?」
「嬉しいさ。お前の喜んでる顔、好きだよ。違う悦ぶ顔の方が…」

痛い…
足、踏まれた。

「飯、行くか?」
「お腹空いたね。」
「だな。こらから、いっぱいデートするか。」
「うん。」

希が、腕を組んでくる。
手近な、バーガーショップに行ったが、混んでたが、なんとか、ありつけた。

「こらから、どうする?」
「カップルだと、このままどこ行く?」
「ラブホ」

痛い…また、蹴られた。

「買い物するか?」
「うん。」

地下のスーパーに行き、食料品を買う。

「昴~?なに食べたい?」
「希…」
「な、に、を、た、べ、た、い?」
「かに玉」
「よろしい。」
「最近の希ちゃん。恐いわぁ。」
「だって…」
「だって…なに?」
「昴、エッチのことしか、頭にないの?」
「まさかっ。」
「なら、いいけどさ。」

いや、焦った。図星なんだけど、やりたい盛りなんだよぉ。

「でもさ、俺、お前のアノ時の声、好きだもん。」
「希、顔真っ赤。可愛い~」

買い物袋は、俺が持つんだけど、やけに重い。

「なぁ、やけに今日重くねぇか?」
「週末パパたちくるから、足りない物を買ったから。」
「なるほど。」

やっと、ついたぁ。

「俺、シャワー浴びてくる。一緒に浴びる?」
「ヤダッ」

即答だなぁ。
俺は、簡単にシャワーを浴びた。
希は、既にかに玉作ってる最中だった。

「希ちゃん、可愛い。」
「どこが?」
「笑うと可愛いし、ちょっと怒ったとこも、拗ねてるとこも可愛い。」
「ほんとに?」
「うん。」
「私も昴好きだよ。」

かに玉を皿にのせる。
春雨スープもある。

「出来たよ~。」
「腹減った~!」

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