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色絵
第6章 開花
先生の唇が触れる。強く抱き締めて唇から舌が入ってくる。
溶けそうな熱い口づけに何も考えられなくなった。
「百合には進みますか?」
「もちろんお願いいたします。」
「では牡丹の御披露目は明日のレッスンを切り上げてにします。」
待ち遠しいけど、帰って家事をして寝てしまえば時間はすぐに立つ。
ワタシは仮住まいの我が家に帰った。
レッスンは薔薇になった。複雑な花びらを捉えるのが難しいが、先生が根気よく教えてくださった。
いよいよ御披露目の時、またワタシにカーテンを開けさせて貰えた。
「牡丹の精ですよ」
息を飲むワタシを後ろから抱き締めて先生が言う。
コンセプト通り、ワタシを縛りつけて欲しがり、無茶苦茶に着物を剥ぐ先生が、直接は描かれていないのにはっきりと存在していた。
先生の本心もそこにあるのか知りたい。ワタシを欲しがっているのか…
ワタシの気持ちは絵にも表れていた。
こんなにされても、その先を欲しがるワタシがイヤらしく先生を誘っていた。
「では、午後もお待ちしてますよ。」
溶けそうな熱い口づけに何も考えられなくなった。
「百合には進みますか?」
「もちろんお願いいたします。」
「では牡丹の御披露目は明日のレッスンを切り上げてにします。」
待ち遠しいけど、帰って家事をして寝てしまえば時間はすぐに立つ。
ワタシは仮住まいの我が家に帰った。
レッスンは薔薇になった。複雑な花びらを捉えるのが難しいが、先生が根気よく教えてくださった。
いよいよ御披露目の時、またワタシにカーテンを開けさせて貰えた。
「牡丹の精ですよ」
息を飲むワタシを後ろから抱き締めて先生が言う。
コンセプト通り、ワタシを縛りつけて欲しがり、無茶苦茶に着物を剥ぐ先生が、直接は描かれていないのにはっきりと存在していた。
先生の本心もそこにあるのか知りたい。ワタシを欲しがっているのか…
ワタシの気持ちは絵にも表れていた。
こんなにされても、その先を欲しがるワタシがイヤらしく先生を誘っていた。
「では、午後もお待ちしてますよ。」