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色絵
第7章 満開
「先生…」
「こうなってしまったことを後悔してますか?」
「いいえ、望んでいたことです。」
「ならば良かったです。僕も貴女が欲しかったから」
貴女が嬉しそうに俯いて照れる。
先程あれだけ乱れたとは思えないほど慎ましいのだ。
僕は貴女の手を引き、シャワールームに連れ立った。
衣装部屋の向かいが客間。その隣に来客専用のバスルームがある。説明しながら歩く。
「凄いお屋敷ですよね。前の主の設計ですがね。」
貴女は驚いていた。
一緒に入り、シャワーで流すだけにする。此処の香りをさせてはいけないと思ったから。
部屋に戻りお茶にする。ようやく落ち着いたのか貴女が口を開いた。
「ワタシ…最後覚えてなくて…」
もちろん経験がなく知らないんだろう。
「気持ち良く成りすぎて失神してしまったんですよ。刺激が強すぎたんでしょうね。」
「そうだったんですか、すみません。」
「謝ることじゃないですよ。それだけ僕に感じてくれた証拠ですから」
絵のレッスンで解らないことは訊いて教わるという流れが出来ているから、自然に貴女は質問してくる。
これから色々を教え込んでいきやすいと思った。
「こうなってしまったことを後悔してますか?」
「いいえ、望んでいたことです。」
「ならば良かったです。僕も貴女が欲しかったから」
貴女が嬉しそうに俯いて照れる。
先程あれだけ乱れたとは思えないほど慎ましいのだ。
僕は貴女の手を引き、シャワールームに連れ立った。
衣装部屋の向かいが客間。その隣に来客専用のバスルームがある。説明しながら歩く。
「凄いお屋敷ですよね。前の主の設計ですがね。」
貴女は驚いていた。
一緒に入り、シャワーで流すだけにする。此処の香りをさせてはいけないと思ったから。
部屋に戻りお茶にする。ようやく落ち着いたのか貴女が口を開いた。
「ワタシ…最後覚えてなくて…」
もちろん経験がなく知らないんだろう。
「気持ち良く成りすぎて失神してしまったんですよ。刺激が強すぎたんでしょうね。」
「そうだったんですか、すみません。」
「謝ることじゃないですよ。それだけ僕に感じてくれた証拠ですから」
絵のレッスンで解らないことは訊いて教わるという流れが出来ているから、自然に貴女は質問してくる。
これから色々を教え込んでいきやすいと思った。