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色絵
第7章 満開
先生はワタシを辱しめ、恥ずかしい言葉を要求し、それほどまでに先生を好きだということを引き出して受け止めてくれる。
身も心も溺れさせ、先生のモノだと教えてくれる。

ワタシは先生のことに夢中で主人の言葉に返事しなかったが、それはいつものことで、主人は構わずワタシの中に入ってきた。


そう、主人は自分がしたい時、ワタシが濡れてなくても入れようとするし、無理なら唾を吐き、手にも吐きそれを自身に塗り無理矢理入れる。

それはワタシが射精のための道具として扱われていることを示していて、悲しい気持ちで抱かれることもあった。

主人が中に入る。暗い中でコトは行われるので、はっきりと主人のモノを見たことがなかった。

事後も主人だけシャワーに行き、ワタシはそのままにしたほうが妊娠するだろうと言われて眠るのだ。


だから、今入っているモノの形をワタシは知らない。先生との比較も出来ない。

ただ体型や持ち物でなく気持ちの問題なんだろう、主人が往復させて息が上がっていってもワタシは何も感じなかった。

物足りなかったし、辛い行為だった。
隣の芝が青く見えて、実際青く、自分の芝が情けなくしか見えない。
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