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色絵
第7章 満開
貴女は口づけの返し方すらままならない。

「もっと舌を出してごらん。」

んふっ…

貴女は懸命に舌を伸ばす。

クチュクチュと深い水音が部屋中に響く。

「貴女は僕がこの二日間を、どんな気持ちで過ごしていたか、

自分から義務を果たすよう言っておきながら、貴女を抱くご主人をどんなに恨んだか…

貴女から、その行為を聞かされ、しかも2日も体を貪られたと聞かされ…

腸が煮えくり返るとは、こんな辛い思いなんだと体験させられて…



「先生っ」


もう一度口づけをすると貴女は痛いくらいに舌を絡め吸いついてきた。


「でも貴女の方が辛かったでしょうね。

それでも、ご主人を拒んじゃいけません。

目を瞑りさっきの乱暴な僕に犯されていると思えばいい。

此処にくれば、貴女の心も体も満たしてあげるから…」

口づけを下ろしていく。
胸の尖りは既に勃ちあがっていた。

谷間に舌を這わす。柔らかい乳房に挟まれる幸せ。
貴女を道具のようにしか扱えない男も、また不憫に思う。

ンハァ…
感度のいい貴女は既に悦び始めていた。

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