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色絵
第7章 満開
最奥に放ちたい、貴女の中心に…妊娠させてしまってもいいと思った。

愛の実が結ばれるなら、それも受け入れたいと思った。

せんせ…もう死んでもいいっ

貴女はまた登り詰めていく。

ガクガクと震える貴女の中心で僕ははぜる。

ンクッ…達成感と開放感に漂うなかでもう一度口づけして言った。

「貴女を愛してます。」


貴女は涙をぽろぽろ溢したあと瞳を閉じた。

僕も隣で横になる。

「今日はレッスンも百合も休みだな…」

独り言をいい、貴女を胸に抱えて休んだ。

人の温もりは眠りを誘う。貴女の穏やかな寝息を子守唄にして、僕も落ちるように眠る。



温かい…

静寂に包まれた穏やかな時間。
幸せな夢を見ていたような気がする。

意識が段々覚醒してくる。目を開けて、しばらく事態が思い出せない。

お屋敷にきて、先生の顔を見たら我慢していたものが一気に溢れてしまって…

そうだ…先生に2回も…
先生の胸に頭を乗せて寝ているのだと気づく。

華奢だと思った先生の体が間近にある。
細身だけどしっかりと筋肉のついた胸板。

そっと指で触れる。鼓動を確認していると、先生に手首を掴まれた。

「目覚めましたね。」
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