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色絵
第8章 情画
痕にはなっていなかった。そして体を熱いタオルで拭き綺麗にする。

貴女はきっと中に欲しかっただろうが、
僕が貴女を苦しめたり傷つけたくない。

貴女を悲しませたくなくて、また失神させてしまう。貴女の寝顔が幸せそうなのでほっとした。


カチャ…
ドアが動く。
貴女がぐっすり寝ているのを確認して、開かれたドアから廊下にでる。


「部屋にいなさい。」


アトリエの片付けをして寝室に戻る。
そろそろ貴女を帰さなければならない時間…

髪を撫で口づけして目を覚まさせた。


「今日は帰ったらゆっくりお風呂に入るとよいですよ。体に無理させたから…」

こうして貴女を帰らせた。


宝物は、僕の趣向も性癖も受け入れてくれた。

加虐体質と被虐体質の組み合わせとはいえ、恐怖で服従するのでなく、愛から僕に従ってくれることが嬉しかった。


でも僕は此処にくる貴女を愛することしかできない。

家に帰りご主人に痛めつけられることから守ってあげられない。

貴女の眠れぬ夜を、安らかな時に変えてあげることもできない。

貴女を完全に自分のものにするには、
貴女が全てを捨てて僕を選ぶのを待つしかないのだ。
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