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第8章 情画

｢今日も堪えられなくなったら、縄を使って自慰していなさい。
そして、うるさい口から言葉を奪いましょうね。｣

昨日より太めの筆を横にして、貴女の唇の前に出す。

｢唇だけでくわえなさい。｣

貴女が唇を当てたところで、

｢ストップ、それ以上唇を筆につけてはいけません。奴隷の身分をわきまえなかった罰です。｣

半開きで軽く触れた唇だけで筆を支えるよう命じると、貴女は虐げに悦び受け入れる。

テーブルに戻り絵に取りかかる。

程なくｷﾞﾁｷﾞﾁと椅子が鳴り、乳房を絞り貴女が自慰を始めた音がした。

蕾は未だにﾊﾟｸﾊﾟｸと呼吸をする。実は硬く尖り、花弁が充血し開いて蜜壺を剥き出しにする。

狂おしいほどの貴女の淫らな姿に僕自身が奮い起ち、着物の合わせを押し上げた。

僕は左手でそれを擦り上げる。

貴女は恨めしそうにそれを眺め、口端から涎を垂らす。

｢僕に拓かれたばかりの蕾だけは可愛がってあげましょうね。｣

中筆を2本揃え、柄の方を蕾に入れる。
門のところで輪ゴムで2本を括る。
筆先を離すとＸの字になり蕾の中の筆も広がる。